ふゎとした空を見ていたら…
最近、良い意味で物事にあまり執着しなくなってきた。
…と書いてみて思ったのだけど、「良い意味で」って言葉、なんかおもしろい。
「良い意味で」「悪い意味で」
添えられた言葉で、モノゴトがまるで違うものになってしまうではないか。実際は何も変わらない、ただのモノゴト(出来ごと)に過ぎないというのに。
捉え方の違いを表すための言葉なのでしょうね。
もしくは、モノゴトに意味を加えるための言葉。
ところで我が家の旦那様。
一つ一つのモノゴトに、意味を加えることをあまりしません。黙々、淡々としている。
一つ一つのモノゴトに、意味を加えることをあまりしません。黙々、淡々としている。
ともすると感動の薄い世界に生きているように見えるけど、そうではないんですよね。
たとえばいつだったか、息子が通う空手道場の先生が演舞を披露したとき。初めてそれを目にした夫に、「ね、すごいでしょ!」そう思いながらふと見ると、驚いたことに涙を流していた。
そこに何か意味があったのかというと、きっと、何もなかったのだろうな。目の前に繰り広げられたモノゴトに、体が、心が、反応しただけなのでしょう。
シンプルに生きるコツを、夫は私より知っているように思います。
昨日はとても暖かく、こんな風にふゎとした春みたいな空が広がっていました。
こんな空を見ていたら、モノゴトひとつひとつに意味を見つける必要なんて、ないのかもしれないなあ。
そんなことをふと思ったのでした。
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2016.10.31 12:26
2016.10.31 10:20