夢が叶った日

画像はサーフィンを始めたばかりの次男坊。
(妹が撮っていてくれた、私のお気に入り)

昨日、全日本サーフィン選手権大会の宮崎支部予選が開催された。
今回は、半分はチャレンジでエントリーした次男坊。けど、試合はどうなるか分からない。それも私達はよく知っていた。

結果は優勝。
全日本の切符を手にしました。

いろいろな、悲喜こもごもが交差した戦いに、ちょっぴり複雑な面持ちになってしまうややこしい私に、

試合は何が起こるか分からない。運が左右することも多々ある。そんな中で、ただ単純に勝つか負けるか。だから勝ったときは、ただ喜べばいい。

そんなことを夫が言いました。

ずっとコンテストに出続けてきた夫の言葉には、ずっしりと重みがあった。
嬉しい幸運が降りて来たときもあるし、不運もあった。夫に起こるそれらを、私もずっと見てきて知っている。

自分のブログだから、ここは書き留めておこう。

次男坊の優勝が、すごく、すごく嬉しい!!


海に毎日行きたい気持ちを知っていて、あえて空手も並行させてきた。
迷いもあったけど、ゴールデンエイジの息子たちに、バランス良い体と、心を作るのに必要だと信じて。息子にも、全部がサーフィンにも繋がるんだよと伝えてきた。
それを信じて、どちらも手を抜くことなく頑張っていた次男坊。親バカなのは承知だけれど、スポーツに関しては、苦しいことからも逃げずに努力できる性分を、この子は持って生まれてきたような気がする。

限られた時間、真剣に波と向き合っていた。
頑張ったね。

親子で挑むのは初めてだった支部予選。
「僕が負けても、お父さんが勝てば僕は全日本についていける。だからお父さんは絶対勝ってね」
そう言っていた次男坊。

そして夫はその約束を果たした。
自分のことよりも、家族や仕事を優先するタイプ。いつも限られた時間しか練習できないジレンマもあったはず。おそらく同世代のコンペティターは、同じような境遇だと思う。

闘志が表に出ないから、大丈夫なのかといつも心配になるけれど、今年もきちんと出場権を獲得した。

これも自分のブログだから書いてしまうけど、本当にすごいなって思う。
普段はサーフィンに賭けているようには見えない夫のサーフィンに賭ける思いや強さを、いつもこのときに私は見る。

おめでとう。本当におめでとう。
親子で全日本。こんな日を夢見てきたけれど、本当に来ちゃったね。夢みたいだよね。

表彰式で、次男坊がチラと私の方を見た。
感無量で、放心状態で、ニコリと頷き返すことしかできなかった。

満足気に視線を戻した次男坊。

妻としても、母としても、とても未熟な私だけれど、私の周りには、頑張らなくちゃと思わせてくれるものがいっぱいだ。

とても幸運なことだと思う。




海日和♪

南国宮崎の海の香りをあなたにお届け。 夫のサーフショップのお手伝いをする毎日、一人の母として、一人の女性として、日々の徒然を気ままに綴ります。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • hiromix

    2017.05.30 10:11

    @Moka popわー💕ありがとうございますっ😆 ヘトヘトになったけど(出てもいないのに)、思いがけず良い1日となりました^ ^
  • Moka pop

    2017.05.30 04:13

    おおおおお!すごい!おめでとうございます!!!