タイミング

中学生の息子が、持ち帰ったお知らせプリントをカバンから出しながら、

「コレ、ホントはオレが読むやつやけど、お母さんが代わりにどーぞ」

そう言って"図書だより"を私に手渡した。

本は好きなので、なんとなく流されるように読んでいたら、先生のおすすめとして


「キラキラ共和国」


と言う本が紹介されていてハッとする。
「ツバキ文具店」の続編だと書かれてあったのだ。


以前ツバキ文具店のことは、ブログに書いたことがあった
心がじんわりとほどけていくような物語もさることながら、いきいきと描かれている鎌倉の風情に惹かれ、どうしても行ってみたくなり、旅に出たのがちょうど1年前の今日の出来事だった。

そんな旅のきっかけをくれた本の続編が出ていたことを、息子がたまたま手渡したプリントで知ることとなった、このタイミングの愉快さですよ。

こんな風に、


「神様が操作してるんじゃないかしら?」


そう思えるようなタイミングに出くわすと、なんだか漠然と守られているような気持ちになる。


「大丈夫。私はきっと大丈夫だ」


なんの根拠もなくそう思える不思議な瞬間。




“心温まる物語を、鎌倉の美しい風景が支えています”

先生の書評にそんな言葉があって、すてきな表現だなあと思った。

コレは読んでみなくてはと思った。

海日和♪

南国宮崎の海の香りをあなたにお届け。 夫のサーフショップのお手伝いをする毎日、一人の母として、一人の女性として、日々の徒然を気ままに綴ります。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • hiromix

    2018.05.31 01:16

    @welina-kai勝手に神様のタイミングと思うことにしてるんだけど、それを運んできたのが息子だってこともまたうれしかったりね😊 そうそう。昨日雨のことを書いたら、ふと見たら梅雨のこと書いてたでしょ?この被り具合にまたニヤリとしてしまった昨日でした。 旅、楽しんできてね😉
  • welina-kai

    2018.05.31 00:58

    なんだか不思議ですね。 そんな私もひろみさんの記事でツバキを探しに行ったのに見つけきれなくてあれ?と手に取ったのがキラキラの方でした。 だから今日は鎌倉の写真だったんだーと今納得しました😊