息子の目をとおして見えるもの、耳をとおして聞こえるもの
「お母さん、コレ聞いてみて!めっちゃいいから」
そう言って長男坊からイヤホンを渡され、聞こえてきたのがこの曲だった。
最近邦楽では、SEKAI NO OWARIが好きな様子。無論、私も好きになる。
昔から、男女を問わずお気に入りの人が好きだと言ったものは、大方 好きになってしまう傾向があった。
だってその人が好きなものは、その人そのもののような気がするんだもの。
だから、先日のドラマの話もしかり、最愛の息子が好きなものは、自動的に私も好き。(この先そうじゃないことも出てくるのかもしれませんが(笑))
赤ちゃんだった息子が、食べることを覚え、言葉を発し始め、歩き始め、そして今は好きな音楽と出会っている。
その軌跡が周りから見れば当たり前のことでも、母的にはとても感慨深い。
ああ。いつかライブに連れて行ってあげたいなあ。
好きなアーティストの音楽に、直に触れたときの息子の顔をこの目で見てみたい!!
だけど。
やっぱりこういうのは、友達と行かせてあげるのがいいのだろうなあ。
友達と共有する喜び。
寂しくもあるけれど、息子もそういう年齢になりつつある。
思春期に差し掛かり、だんだんと難しくなりつつある息子だけれど、同時に、たくさんの「好き」とも出会い始めている。
息子が目にするもの、耳にするものを一緒に見聞きしていたいけれど、それは残念ながらできないのだと感じている。
でもときどきこうして、
「聞いてみて」
そうイヤホンを渡されるような瞬間が、今はたまらなくうれしいことである。
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