basically true/クーランガッタYHA#2
時系列ではなく、思い出した順に旅の記録を綴っています。
クーランガッタYHAは、なんだかんだで旅のベースとなった場所。
たしかオーストラリアに到着して、最初のひと月くらいはここに居ました。
当時日本人の滞在者がたくさん居て、そのメンバーと仲良くなって、その夜は裏にあったエアロクラブで飲んだあとだったんじゃないかな?
飲み足りなくて、でもYHAはアルコール禁止だったので、YHAの外に座り込んでみんなで飲んでいました。
(ええ。若かりし頃の愚行です。おそらく路上での飲酒も法律?条例?で禁止だったはず)
遠くではオーストラリア人の若者達の声がしていました(確かその日はハロウィンの夜だった)。
酔っ払っていると、酔っ払っているくせに、やけに真面目な話がしたくなるものです。
いつしか話題は世界平和へ(笑)。
熱く討論していたら、オーストラリア人の若い男の子が数人、「何やってるの?」と近づいてきたのでした。
世界平和の話をしているのだと言ったら、なになに?おもしろそうじゃないかと座り込み討論に参加。
私達の会話を、つたない英語で通訳してあげるたびに、熱心に話を聞いてくれる男の子が一人いました。
彼は頷きながらやたらと、
「basically true」という言葉を使っていた。
「basically true」
なんかこのフレーズいいな。って酔っ払った頭の中のノートに書き加える私。
私は若い頃、随分と時間を浪費していました。
この日の夜も結局、世界平和とか言いながら、何を話したのかほとんど覚えていない。
まあ、「basically true」というフレーズを覚えたので(その後よく使わせてもらいました(笑))、ひとつっくらいは無駄にはならなかったかな?
そして無駄に思えることに限って、こうして覚えているのだから不思議なものです。
その後 討論に疲れて(飽きて)、みんな部屋に戻ることに。
話を熱心に聞いてくれた男の子が、私を部屋まで送ってくれました。
部屋に着いて、「入ってもいい?」と聞かれたのを覚えてる。
丁重にお断りをして、夜更かしをしてちょっとだけ長かった1日が、無事終わりました。
なぜか覚えている何でもない夜の話。
これが当時のクーランガッタYHA
ビル&バル夫妻が管理していました。
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