Fraser Island
時系列ではなく思い出した順に、昔旅したオーストラリアの記録を綴っています。
フレーザー島は世界最大の砂の島で、世界遺産にも登録されているのだそう。
とても美しい島だと旅人の情報交換でたびたび聞いていたので、どうしても行ってみたくてキャンプツアーに申し込んだのでした。
もっと早く綴っておくべきだったな。
もう随分と昔のことになってしまい(20年くらいが経過)、断片的な記憶しか残っていないけれど…。
巨大な砂の丘や、難破船、ブッシュウォーク…。湖はたしか2ヶ所訪れた記憶がある。
そのうちの一つが、それはそれは美しい湖でした。湖底の砂が真っ白で、その砂で歯が磨けるんだよってガイドの人が言っていた。そのくらい純度が高く、美しい湖。
もうひとつの湖は、軽くみんなで泳いでいるときに、ひとりが溺れそうになったから覚えてる。若いヨーロッパ人男性だったかな。ふざけているのかと思ったら、だんだん顔が沈みそうになっていて、あわててそばにいた男性数名で救出。どうやら彼は泳げないようだった。もしくは泳いだことがなくて、泳げないことを知らなかったのか…とにかくちょっと落ち込んだ彼の様子を覚えています。
人が溺れる様子を生まれて初めて見たので、これはちょっとショッキングな記憶なのです。(だからそれ以降、海で人が溺れているときは、わりとすぐに気づくようになった。)
悪路を車を弾ませながらいくドライブ、スタックした車をみんなで押した思い出。
キャンプの焚き火でマシュマロを焼いて食べるとおいしいってことを知ったのは、このキャンプだったと思う。そして焚き火に当たりながら、なにか言葉を順番にいうゲームをした記憶が。このツアーには私はひとりで参加をしていて、おまけに日本人は私ひとりだったのもあり、ちょっぴりさびしいキャンプだったのだけれど、こんな風に周りの参加者の方がたびたび仲間に入れてくれました。
そうそう。朝食がすごくおいしかった。スタッフが焼いてくれた目玉焼きとベーコンを、バターを塗ったパンに乗せて食べる。ただそれだけなのに、やけにおいしかった。その味を再びと、あれから何度もやってみたけれど、どうしても同じ味にならないんだよなあ…。
フレイザー島の思い出はそんなところ。
さっきも書いたけれど、かたことの英語でのひとり参加は実際けっこうさびしくて、もうメラルカユニット(当時滞在していたところ)に帰りたいなーとか思っていたけれど(笑)、この島には多分もう行く機会はないかもしれないから、やっぱり行っておいて良かったな。(願わくば誰かイケメン恋人と行きたかったものです(笑))
一人暮らしをやりくりしながら、なんとかギリギリの旅費作って行ったオーストラリアの旅は、約8ヶ月続いたのだけど、残りの半分は、現地にてアルバイトをして貯めたお金で過ごしました。
資金の都合で、エアーズロックと、行ってみたかった西の方へは行けなかったけれど、先ほども書いた”旅人の情報交換”で行ってみた方がよいと聞いた場所には、いくつか行くことができたんです。
フレーザー島、バイロンベイ、土ボタルが生息するナチュラルブリッジ、ヌーサ、シドニーから船を渡っていくマンリー。
また機会があったら綴っておこう。忘れてしまわないうちに。
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2017.01.24 04:54
2017.01.24 02:42