一粒の涙
なにかちょっとしたことがきっかけで、人との関係性が変わってくることがある。
私は不器用だから、一点の曇りができたまま、当たり障りなく付き合うことはできたとしても、親しいふりをして付き合うことが、どうしても苦手。
うだうだと悩んでいるのがどうしても性に合わなくて、
今までそう言う時は、自分のなかで静かに、でもきっちりと区切りを付けてきた。
でもそういうのって、やっぱり得策ではないような気がして…。
今はちょっぴり悩んでいる。
夫はそういうことは考えないタイプ。
白黒はっきりつけるのではなく、迷ったときは中断して、目の前にあることをコツコツとこなす。
そうしながら答えを見つけていく。
「どうしていいか考えても答えが出ないときは、今できることをやるしかないのだ」
そう私に言った。すごいなって素直に思った。
誠実でいようと努めていても、それがうまく伝わらないときってある。
逆に、伝わっていないと思っていて、じつはちゃんと伝わっているときもある。
それを知ったから、
私は少し、白黒きっぱりつけるのを保留するようになった。
(大人になったと言えばそれもそうだし、私らしさを失ったと言えばそれもそう(笑))
一粒の涙をそっと封印して、コツコツと目の前のことをこなす。
今、そんなまねごとをしているところ。
4コメント
2017.03.23 12:11
2017.03.22 22:00
2017.03.22 13:38