たまには少し泣いておいた方がいい
先日、「悲しい気持ちを癒すのには時間がかかって当たり前なんですよ」と私に伝えてくださった方がいる。
ありがたいことだと思った。そう思いながら、過去にひっそりとやっていたブログで書いた記事をふと思い出していた。
以下過去のブログより
(今は書いた記事のほとんどを非公開にしています。)
北風と太陽と月
月の光は優しい。
太陽の光は、ときに とても眩し過ぎて感じることがあるのだ。
「幸せかどうかは自分が決める」
この言葉は自分に言い聞かせる言葉であって、人に言って聞かせる言葉ではないと私は思っている。
とても悲しく過ごしていたときがある。
それをどう受け止めるかは自分次第だと思って来た。
仕事も兼ねて利用しているSNSでは、少しでも幸せだと思うことを見つけ出し
努めて明るく振る舞った。
悲しいことにいちいち立ち止まらず、できるだけスルーして、楽しいことを考えよう。前向きに生きようと何度も試みた。
だけどその努力で悲しみが癒えることはなかった。
いつだって心の中では誰か助けてと叫んでいた。
抱えている問題ごとが、とても人に話せるような内容ではなかったが、
信頼できる友人にざっくりと大まかに打ち明けたことがある。
明るく生きるように見せるのは辛い。本当は私とても辛いのだ。
そんな話を、友人はうんうんと頷きながら聞いてくれた。
そしてちょっぴり一緒に泣いてくれた。
「本当にどうすれば良いか難しい 何もしてあげられないのが歯がゆい」
と友人は私に言ったけどれど、
どんな前向きな言葉よりも、一番に癒されたのはこのときだったと思う。
頑固な心には北風で煽るよりも太陽の光が必要。
悲しんでいる人には、太陽よりも優しい月の光が必要なのだと思う。
さてさて。
太陽が顔を出し暖かい1日になりそうだ。
今もどちらかと言えば月の光の方が好きだ。
だけど太陽を眩しすぎるとは思わなくなった。
太陽ウェルカムである。
2コメント
2017.10.28 13:28
2017.10.28 09:58