ネバーランド(10月28日:追記)
映画「ネバーランド」を見た(2004年に公開された映画です)。
ジョニー・デップと子役のフレディ・ハイモア君の演技が素晴らしすぎる!
ジョニー・デップは奇抜な役が多いけれど、今回は静かな役所。
静かだけれど、想像力豊かな主人公の類まれみる個性が隠しきれずにじみ出る。
だからこそジョニー・デップがぴったりだったのかもしれない。
何も知らずにピックアップして観たのだけど、タイトルのとおりピーターパンのお話。
というか、ピーターパンのお話が作られていく、実話をもとにした作品なのだそう。
夢見がちなおばさんだと笑われようが(笑)、夢のある映画は結構好きです。
ハリーポッターもワクワクしちゃいますよ。
でもまだ全部観たことないんですよね。いつかチャンスがきたら制覇したい。
人が亡くなることに注目している映画が、いつからか苦手になったんです。
この映画にも死というものは出てくるけれど、そこはあくまで現実的に通り過ぎる。
だからすんなりと入ってきた。
あまのじゃくだとは思うけど、お涙頂戴ではなく、気づいたら涙が…くらいさりげない演出の方が好きなんです。
そして断然ハッピーエンドがいい。
もしくは現状維持(笑)
(あ、意外とこっちの方が好きかも)
〈追記〉
そうそう。すごく心に残るシーンがあったので自分の記録として追記。
4人兄弟の長男ジョージが、母の病状や、口うるさくなってしまう祖母への反発心を主人公バリ(ジョニー・デップ)に訴えるシーン。
きちんと状況を理解している、しようとしているジョージの台詞にまずはグッときたあと、バリが言った台詞が忘れられない。
「すごい…。たった今少年は消えた。君は大人になった」
そう言って、愛おしそうにジョージを見つめるシーンがすてきでした。じんわりと心がほどけていった。
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