秋
父の50日祭が終わった。
早いなあと思う。本当に。
不思議なもので、父が旅立ってからは、父の笑顔ばかりを思い出す。
病床に伏せていたころは、寝たきりの父のぼんやりとした表情や、ときに苦しそうな表情ばかりが頭にあったのに。
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秋は理由もなく泣きたいような気持ちになると、昨年の秋に書いたことがある。
今年はそれなりに理由はありそうだけれど、やっぱりそれとは別に、
なにか季節特有の、
涙をどこかで堪えているような、
そんな気持ちが心にひっそりとある。
でも、秋は結構好きなんです。
とくに朝夕の空気感。
何度も何度も深呼吸をする。
食べ物もおいしくて、
お酒もおいしい。
波も良かったりするし。
それでもちょっぴり泣きたくなる気持ちを、1日1日やりすごす。
夜は読書なんかで眠るまでの時間を埋める。
考えても、
仕方がないじゃないか。
そんなことがらも、そっとどこかに押しやって。
そんな風に、1日1日を通り過ぎて、いつの間にか冬を終えるころには、泣きたい気持ちはどこかに消えていくのだ。
心にもきっと四季があるのでしょうね。
来年もまた同じことを思うかもしれないので、
こうしてせっせと心の記録をしてみました。
今週は忙しくなりそうだ。
頑張った日は、ご褒美ビールを自分に買おう(笑)
画像は本文とは関係ないです。
何を撮ったのかさっぱり分からない、ある日の画像。
こういうのってちょっとおもしろい。
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