水平線
長らくのご無沙汰(このブログへの自分に言っている)。
何から書こうかと考えると、やっぱり息子たちのことが真っ先に浮かぶ。今の私はそんな感じ。
長男は高校2年生。友達にも恵まれ楽しくやっている。将来への決断の狭間で少し揺れている。
まあね。自分を振り返ってみても、なかなか決められるはずもない。分かる。口に出したら甘えてしまうだろうから、本人のために口にこそ出さないけれど、心の中ではそう思ってる。
次男坊は相変わらずサーフィン。いろいろと厳しく苦戦しているが、進歩が見られる部分も少し。
まだがんばると言うので応援しつつ見守っている。今年は中3だから、進路の悩みも出てくるだろう。
そしてもう一つ近況報告。
再び犬との暮らしが始まった。
ちょこが空へと旅立ち「もう飼えない」漠然とそう思っていたけど、2年を過ぎた辺りから、犬という存在がとても恋しくなり始めた。
やみくもに何ヶ月もブリーダーをネット検索している私に「ネットとかではなくて、身近にそんな話があったときにしよう」そうたしなめた夫。
縁とは不思議なもので、そう話していた数ヶ月後に、夫の知り合い宅に犬が産まれ、話をいただいた。
「自分が信頼できる人に譲りたい」
そう言ってくださったのだとか。夫が夫なりに誠実に生きてきた証のようなものを、少し垣間見た気がした。
再び犬を飼うことは、私にとっては一つの諦めと、たくさんの希望だ。私にしか分からない表現だけれど。
とにもかくにも、本当にかわいい。本当に、尊い。
コロナでいろんなことが変わった。
望んではいなかったが、人間関係も見つめ直す機会になった。
気持ちがちゃんと伝わる人もいれば、伝わらない人もいるんだ。
書いた文字を見れば、すごく当たり前のことだと分かるのに、それを飲み込むのにとても時間がかかった。誰が悪いとか、そんな話でもない。
会いたい人にもなかなか会えない今。
「縁」という目には見えない光のようなものを、心のどこかで感じながら進んでいこう。
急に書きたくなったのは、back numberのこの曲が耳に止まったから。
音楽も私にとって不思議な縁、タイミングがある。
風に乗せて、当て所もないどこかへ紙飛行機のように飛ばしたくなる、私の気持ち。
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2022.05.10 06:12