みかんの花と繊月と…
雨上がりの朝となった昨日。
愛犬ちょこじいさんと家の周り(本当に家の外回りのみ)をちょこちょこと何往復もお散歩。
足取りはおぼつかないけれど、暖かくなってきたので、最近よく歩くようになった。
ふと どこからともなく良い香りがして、すぐに思い当たることがあり確認してみたら、やっぱり。
みかん(八朔)の花は金木犀と同じように、視覚的にではなくてまずは香りで、その存在を知らせてくる。
見るとまだ蕾の状態なのに、すでに華やかな香りを放っていた。
昨日は暖かく、ずっと晴れていて、紛れもなく「春」。
大好きな「春」のイメージにぴったりの1日だった。
まだちょっぴり肌寒い夕暮れ時には、薄っすらとした優しい夕空が広がっていて、
「ホントいい季節」
思わずそうつぶやく。
空に浮かぶ糸のような月に、何か漠然とした想いを馳せる。
地球上には、人を癒してくれるものが、ちょっとずつ小出しに準備されているのだなあ。
大好きな季節がやってくる。
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