夏祭り
昔は田舎の子どもたちにとって、地元のお祭りというのは特別なものだった。
そんな世代の地元の方々が一丸となって、当時あった地元のお祭りを復活させたのが7年前。
ステージイベントや出店、フィナーレは町を上げて回収した空き缶の収益で上げる花火が、夏の夜空を美しく彩る。
そんな地元のお祭りを、今年はことさら楽しみにしていた息子達。
二人とも、友達と一緒にいく約束をしていたのだった。
「あと○日でお祭りだ」と、指折り数え楽しみにしていた。
なのになんと今朝の雨で、お祭りが中止になってしまったのだ。
あんなに、あんなに楽しみにしていたのに。
ずっと、もういらないってくらい晴れ続きだったのに。
お天気はときどき本当に意地悪だ。
私のiPhoneを介して入ってくる息子への連絡が、朝から鳴り止まない。
子どもたちの残念な気持ちを思うと、ちょっぴり切なくなる朝だった。
ふとこの曲がBGMとして頭の中を流れていく。
(わたしの頭のなかは、BGM付き(笑))
私にとっては、世代的にこっちの「夏祭り」の方が俄然しっくりとくる。
とくに中学生の夏祭りなんてね。
きっと、胸をワクワクドキドキさせていたに違いない。
残念ではあるけれど、夏祭りを心待ちにする気持ちを、今、この時代に味わうことができる子どもたちは、きっととても幸せなのではないかなあと思う。
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