目には見えない光のようなもの
先日長男坊が、ゲーム機に保存していた愛犬ちょこの動画を見せてくれた。
どうやらちょこが少し足腰が弱り始めた時期から、なんとなく残しておかなくてはと彼なりに感じていたようだ。そんな彼のゲーム機のなかには、おおよそゲームとは全く関係のないちょこの動画が、思いのほかたくさん入っていた(まだスマホを持たせていないので、きっとこの方法しかなかったのだと思う)。
こんなに撮りためていたなんて、まったく知らなかった。家族一人一人が、知らない間にいろいろな役割を果たしているのだなあと改めて感じる瞬間。彼のこういうすばらしいところ、大切にしたいと改めて思う。
動画は3Dでも見ることができて、なんだかいつもの愛犬の居る日常が本当に戻ってきたような錯覚に陥る。
ああ、ちょこちゃん…
涙が勝手に出るけれど、悲しいというよりは、いつも目には見えないけれど"居て"くれている存在が、姿をやっと見せてくれたような、そんな感覚に近い。
ちょこちゃんの木は、梅雨の恵みをたくさん受け、どうやら順調に育っている様子。今日は梅雨の晴れ間だから、たくさん太陽の光を浴びて、吸収して欲しい。生あるものが、魂の存在を見に見える形で示してくれているみたいで、私の心は思った以上に落ちついている。
触れることはできなくても、目には見えないつながりを信じることは、私の心を強くしてくれている。
それはかすかに見える、光のようなものだ。
夫と次男坊、今年は親子で全日本サーフィン選手権出場が決定しました!!
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