センチメンタルな秋
毎度のことながら秋はセンチメンタル。でもそんなフィーリングから間も無くして食欲の秋に移行するのがお決まりなはずなのに、今年はセンチメンタルを引きずりながら冬を迎えそうな感じ。
思えば父がこの世を去って、愛犬も空へと旅立った。覚悟をしていた2つの別れを心に受け止めたのだから(もちろん起こったことはそれだけではないし)、まあこんな秋もあるさーと、ここはひたすら流れに乗っておく構え。
センチメンタルなときってついつい、ないものねだりばかりしてしまうようだ。私の場合。だから父であったり愛犬であったり、会えない人に無償に会いたくなる。
悲劇のヒロインなんかではもちろんない。誰もが経験するような、生きていればこその当たり前の悲しみばかりだ。
生きていくのは大変なことだなあ。
でもさ、やっぱりすてきなこともあるし、
お腹の底から笑えることもあるし、
外を見れば秋の景色は美しいわ。
子どもたちだって希望がいっぱいだ。
食欲の秋には移行しなかったとか言ってるが、よくよく考えるとそこそこ食べてる(笑)。私ってそんな私だよなあ。狭間でゆらゆら。
でも多分、その立ち位置が好きなんだろうな。
ストレリチア(極楽鳥花)。春に咲いてたやつが、またひとつ秋に咲いた!
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